歯ぎしり|長津田駅前通り歯科│横浜市緑区長津田駅前にある歯医者・歯科

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歯ぎしり

歯ぎしり|長津田駅前通り歯科│横浜市緑区長津田駅前にある歯医者・歯科

歯ぎしり・食いしばりについて

眠っている女性

歯ぎしり(ブラキシズム)とは、上下の歯が非機能的な接触をしている状態を言います。朝起きると、顎が疲れた、だるい、頬や肩が凝っている、頭痛がある、歯がしみるなどの症状があった経験はありませんか?それは夜、寝ている間に歯ぎしりや食いしばりをしているのが原因かもしれません。就寝時だけでなく日中、無意識に歯を食いしばっていたりすることもあります。寝ている時に起こる場合を睡眠時ブラキシズム、目覚めている場合に起こる場合を覚醒時ブラキシズムと言います。歯ぎしりや食いしばりが原因で歯周病や顎関節症のリスクを高めるだけでなく、肩こりや頭痛など体の健康に影響を及ぼしていることがあります。

歯ぎしりと食いしばりの種類

歯ぎしり
(グライディング)

上下の歯を側方にギリギリと擦り合わせるタイプのもので、睡眠中に生じることが多いのが特徴です。音が生じる場合が多く、比較的周りの人に気づいてもらいやすいのが特徴です。
ひどい人では歯がすり減ってしまっていて、歯の表面のエナメル質が削れてしまい象牙質が露出してしまい歯がしみてしまう場合もあります。

食いしばり
(クレンチング)

上下の歯を強く噛み締めるのみで音がしないもの。歯ぎしりとは違って音がしないので気づきにくく、睡眠中だけでなく日中も無意識に行っていることが多いのが特徴です。
お口の中に骨隆起と呼ばれる骨が膨らんでできたコブのようなものがあったりします。また、歯が割れたり、折れてしまうこともあります。

タッピング

比較的頻度の少ないタイプの歯ぎしりです。上下の歯をぶつけ合い、下顎を上下に動かすため「カチカチ」といった音が鳴るという特徴があります。歯をぶつけ合う強弱は個人差があり、強くぶつける人から弱く当たる人まで様々です。タッピング自体は強い力は加わりませんが、タッピングのみ生じることは少なく、グラインディングやクレンチングのきっかけになることが多いのが特徴です。

歯ぎしりと食いしばりの原因

歯ぎしりや食いしばりをする原因は様々ですが、その大きな要因としてストレスが挙げられます。生活の中で人はいろんなストレスを受けていますが、ほとんどの場合がその場で発散させることが出来ないため、体の中にストレスが蓄積されてしまいます。蓄積されたストレスは体に様々な悪い影響が表れてしまいますので、その防御反応として睡眠中に歯ぎしりをしてストレスを発散していると考えられています。
また、歯並びや嚙み合わせのバランスが不適切であると無意識に歯ぎしりをして歯をすり合わせることによりちょうど良いかみ合わせのバランスを作っているとも考えられています。
この様に歯ぎしりや食いしばりは決して悪い行為ではなく、人が健康に生活するうえでも重要な役割を持つ行為なのです。
重要なのは、歯ぎしりや食いしばりからご自身の歯を守ってあげることです。当院では、歯を守るため、睡眠時やお家に居る時、デスクワークなどでマウスピースを装着していただくことをおススメしております。

歯ぎしりと食いしばりをする方に見られる症状

頬の粘膜に咬んだ痕がある

食いしばりにより常に頬や舌が歯に押し付けられることで出来てしまいます。

歯のすり減り・破折線

歯ぎしりや食いしばりにより歯の表面のエナメル質が削れてしまい平らになります。また過度な力が歯に加わると破折することもあります。

知覚過敏

歯ぎしりや食いしばりにより歯がすり減ったり歯の根元が欠けたりして歯のしみる部分が露出してしまいます。

下顎の内側や上顎の真ん中に丸く出っぱった硬い隆起がある

歯ぎしりや食いしばりによる歯のダメージを軽減するために顎の骨が歯を守るために負担のかかる歯の周りの骨を発達させて隆起上の骨を作る現象です。

歯の根元が削れている

歯ぎしりや食いしばりにより歯の根元が削れる現象でくさび状欠損と言います。

詰め物がよく取れたり、割れたりする

歯ぎしりや食いしばりにより歯に過度の力が加わることにより、詰め物が取れたり、歯が割れたりすることがあります。

慢性的な肩こりや頭痛がある

噛む筋肉は、肩の筋肉や頭の横の筋肉と連動していますので、歯ぎしりや食いしばりにより、肩こりや頭痛が起こることもあります。

当院の治療方法

歯ぎしりや食いしばりを予防するために、就寝時に装着するマウスピースを作ります。患者様に合ったかみ合わせを探し出し、それに合わせてマウスピースを製作しますのでお口にフィットし、快適にお使いいただけます。

ナイトガード(顎関節症・歯ぎしり・食いしばりの症状の緩和用)

就寝中や日中に装着すると、顎関節にかかる負担を軽減することができます。
また、眠っているときに歯ぎしりをしていると言われたり、気づくと歯を食いしばっていることはありませんか?
歯ぎしりが続くと、歯が摩耗したり、かみ合わせが悪くなったりとさまざまなトラブルの原因になります。癖だからと放置せず、治療を始めましょう。
症状を緩和するために、患者様のお口の形に合わせたマウスピースを製作します。就寝中や日中の決まった時間に装着していただきます。お悩みの方はお気軽にご相談ください。

スリープスプリント(睡眠時無呼吸症候群の治療用)

睡眠時に装着するマウスピースです。舌が引き上げられて気道が広がり、いびきが緩和されます。

※保険適用で製作を希望される場合は、耳鼻咽喉科・医科からの紹介状をお持ちください。紹介状がない場合は自由診療です。

治療の流れ

1

上下の歯の型を取り、かみ合わせを取ります

2

マウスピース完成、装着していただきます

3

マウスピース装着後違和感などのチェックをします。4~6カ月毎のメンテナンスに移行します

歯ぎしり・食いしばりについてよくある質問

歯ぎしりをしないようにすることは可能ですか?

歯ぎしりの原因は医学的には明らかになっていないため、歯ぎしりをしないようにするための治療というのは存在あしないのですが、ストレスの緩和やかみ合わせのバランスを整えるなど改善する方法はいくつかあります。

マウスピースが緩くなってしまったのですが作り替えてもらうことは可能ですか?

製作してから6カ月以上経過していれば作り替えることは可能です。

エラのボトックス注射は歯ぎしりに効きますか?

当医院ではボトックス注射は施術しておりません。

食いしばりによる歯の痛みに対して市販の痛み止めは効果ありますか?

歯の痛みに対しては市販の痛み止めでも効果はありますが、食いしばりにより歯が折れてしまった、割れてしまった場合痛み止めでも聞かない場合があります。早めの受診をお願いいたします。